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Jast a Traveler

双極性障害と旅

松尾芭蕉「奥の細道」に思いを馳せて。

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。 舟の上に生涯を浮べ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。 予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊のおもひやまず、海浜にさすらへて、去年の…

夏を乗せて走るインド鉄道

インドの旅は1年中いつ訪れても、遠い真夏の思い出として鮮やかに心に焼きつきます。 たとえ日本を真冬に旅立とうと「そんなことはインドには関係ないよ」と、強烈な日差しが強引に主張しているようです。 広大なインドに張り巡らされた線路の上を駆けめぐ…

他者のために祈る五体投地

少し前になりますが、私は天空列車といわれる青蔵鉄道に乗ってチベットへ入境したことがあります。 東京ーラサ間は、直線距離で4500km。 新宿から高速バスとフェリー、そして青蔵鉄道を利用して1週間かけてそこへ辿り着きました。 当時はまだ旅慣れてい…

高額紙幣廃止後のインドの混乱の中で、旅行者が辿ったことの顛末。

新紙幣2000ルピー札 インドへ出発する少し前、気になるニュースが目に飛び込んできました。 「4時間後に紙幣が使えなくなります」インド首相が突然発表 なぜ? インドのモディ首相は11月8日午後8時(現地時間)にテレビで演説し、現在流通している高額紙…

簡単にあきらめない。成長思考へと変化させてくれた旅。(後編)

☆前編からの続きです。 www.momoco.org 心配しなくていいんだよ。 どんな些細なことでも すべてうまくいくからさ。 ボブ・マーリー 私は一度見てみたいと思っていた夢の場所へ向かう前に、別の場所へ行きました。 それはヒマラヤのトレッキングでした。 ヒマ…

簡単にあきらめない。成長思考へと変化させてくれた旅。(前編)

自分の生きる人生を愛せ。 自分の愛する人生を生きろ。 ボブ・マーリー 長い期間、寝たきりに近い生活を送っていた頃。 服薬量が増えるのと比例して、身体が思うようにならなくなり、怒りや悲しみの感情が強くなる一方で嬉しさや楽しみの感情がほとんどなく…

イスラム教徒の友人。

私が去年少しだけ通っていた南アジアの小さな学校は、中東・アフリカからの留学生がほとんどを占める珍しい学校でした。 出国前にホームページなどを見て、彼らに会うのをとても楽しみにしていたのですが、どうして中東の学生が多く集まる学校なのかはあまり…

インド人は汚い、貧しい、嘘つきだという嘘。

インドという国は、日本とはどこまでも対象的な国です。国土も人口も気候も文化もすべてが正反対です。 旅行で訪れたことのある方は、旅の武勇伝で必ずインド人がどれだけ嘘つきで、トイレが汚かったかを自慢するので、初めてインドへ行く人はみんな行く前か…

双極性障害らしく旅をする。私の旅、準備編。

ネットや本などを見る限り、双極性障害の人の旅行に関することを調べてみると、不安を煽られるような情報が溢れていています。 それでもいつか海外旅行に行ってみたいという夢を持っておられる方も少なくないと思います。 そんな方達のために、双極性障害を…