Sputnik

Jast a Traveler

いなくなりたくなくなるには

f:id:SugarDrops:20200519160301j:plain

 
いつのことだったかなあ。
 
苦しくて家族に迷惑をかけるからいなくなりたくて、誰にも話せなくて普通じゃない感じの孤独感がたちこめて、それを外に出す場所がないものだから代わりに人前で涙が溢れちゃって、目頭のいっぱいいっぱいまで出かかっている涙を必死で抑えてたのに、もう抱えきれなくなって決壊を超えた場所の運があまりにもGOODな精神科デイケアのプログラム見学の最中で。
 
さらに運がよかったのが、元々プログラム見学に来たわたしのために相談室を1時間セッティングしてくれていたこと。わたしの担当者のナカムラさんはとっても良い人で、
 
「大丈夫ですよ、泣いちゃってください」
 
みたいなことを言ってくれたから、もう止まらなくなってしまった。
 
ずっと一人で抱えてたから、どうするのが正しいのかも分からなければ行動をする発想すらなくなっていた。
 
だから少しづつ話してるうちに、こういう時は病院に行って主治医に相談した方がいいってことに気が付いて、電話したらまたもや運良く「来て良いですよ」って言ってくれて。
 
急いでギリギリ駈けつけたら、(その日につけた主治医のあだ名)が微笑みながら
 
「うつを良くする手は色々ありますから大丈夫ですよ」
 
と言って新しい薬を処方してくれた。
 
あの微笑みは今思い出しても神だ。すごいな、あんな精神科医初めてだな。この人だったら自分の頭の中を少し見せてあげてもいいかなって思えた。今までの人達には絶対に心の内は明かすもんかってバリアを張ってたから。
 
けど思う。
 
辛いってことを「辛いんです」ってギリギリまで我慢しないで話せる人がいたなら、今回みたいな事は防げたんだろうか。
 
姿を消した方がいいんじゃないかっていう思いは正直まだ少し残ってる。
わたしには辛さを抱えきれなくなることは全然珍しいことなんかじゃない。しょっちゅうしょっちゅうナカムラさんを呼びつけて泣きながら「ナカムラさーん!」なんて話してたらキリがないし、
 
「またか...」
 
みたいになるのはハッキリ目に見えてる。
ギリギリ限界になる前に、苦しいってことを話しても「いつもいつも具合悪いって言ってる人」みたくならなくて済む方法はないのかな。
 
今回みたいに人に相談できたのって思い返しても初めてだったと思う。
 
本当に運よくデイケアに通い始めた時に重なったからで、それまでは今よりずっと孤独だったし、いなくなってしまいたいと思ったのは人生の中であんまりたくさんはなかったけれど、もし過去にそう思っていたとしても話せる人は一人もいなかった。
 
過去に死にそうになったことは数回だけあった。でも限界を超えない限り誰にもこのことはバレなかった。
 
1番身近にいた人だって、死の淵を彷徨ってる勢いの時でさえ
 
「まずは働いてお金を貯めたら?」
 
と悪気もなく言ってくるくらい、絶対にバレない。それくらい自信ある。
 
バレないのは成功みたいな、わたしにとっては勝ちの部類だから、そんな風に言われてもそんなに傷つきもしない。
 
だけどそれだと今回みたいに「いなくなってしまいたい」とか過去に「死にそう」になった時にどう対処していいか分からないから困ってるんです。
 
辛さを吐き出しても「いつもいつも具合悪いって言ってる人」にならないでうまくいく方法、悩んでる人って結構いると思うな。上手くいってる人の方が少ないと思うけど、何かいい方法ないのかな。