最近、残念ながら調子が下がって来ています。
例年涼しくなってくると、少しずつ少しずつ気分が落ちて来て、真冬になると完全に冬眠状態になることが多いのですが、今年は少し早いです。
動けない時期が長い方なので、元気になったらやりたいと思っていたことを、夏の間に一気にやってしまおうとするのが、いけないのだとは思います。
しかし普通の人にとっての1年間という期間を、約半分の時間で駆け抜けなくてはならない双極性障害の波を抱えた自分には、出来ることを出来る時にやりたいという焦りが常にあります。
今やらなければ、次はいつ出来るか分からない。そしていつ鬱の波がやってくるかも分からない。 そんな状況の中で生きているのですから、双極性障害を持つ人達は、生きるのが本当に大変ですよね。
人並みに生きられる時間は短い
私が数年に1回長期の旅に出るのも、体調に関係しています。
鬱が何年も続いて、ようやく起き上がれるようになると、いつもまずすることは旅の計画です。今行かなければ、次は何年後に調子が良くなるか分からないからです。
やらなければいけない事よりも、一番やりたいことから手をつけないと、何も出来ないままあっという間に年を取ってしまうんじゃないかと、常に焦っている自分がいます。
それくらい双極性障害を持つ人は、人並みに生きていると思える時間は短いんです。
自己管理は出来てる方だと思います
私達はたとえ元気な時期であっても、常に体調管理を怠らないように気を遣わなくてはなりません。 特に睡眠など生活リズムにはかなり気を配ります。
出来るだけイレギュラーなイベントを控えるので、付き合いは当然悪くなります。
ただ、つい羽目を外してしまうと必ず調子を崩すことを、すでに経験から分かっているし、そこだけしっかり守っていれば健康な人と一見何ら変わらない生活が送れることも分かっているので、そこは割り切ると楽になれます。
糖尿病などを併発されている方は食事療法も大切になって来るので、その苦労を考えれば寝る時間や起きる時間など、生活スタイルを維持する位は大したことではないと思います。
でも焦ってます
今年は良くないことに9月の下旬から年末まで、ずっとではないのですが多忙な時期に入ります。
今現在の調子の下がるペースを考えると、年末まで体調を維持させる自信はないのが本音ですが、それでも人生を楽しめない方がもっと苦しいです。
体調を管理しながら過ごしても、ダメな時はダメなのも分かっているので、長期で見れば良くないとは思うけど、突っ走りたい気持ちには逆らえません。
人生がどんどん過ぎていく焦りを感じているのは、私だけではないと思います。 寝たきりで一日何も出来ずに終わる日々を過ごした人なら、みんな同じように思うのではないでしょうか。
無駄に過ごしたくて過ごしているわけではない悔しい気持ちが、調子の良い時の自分に無理をさせるのかも知れません。
突っ走りたいんです
ここ最近、起床時に襲う憂鬱感に苦しめられています。でも寝ていればもっと具合が悪くなるのが分かるので、無理にでも起き上がってベランダで太陽の光を浴びています。
イライラしだすと、世界中の人が敵に見えてきます。これも苦しいです。
倦怠感が強くて周囲のペースに合わせると動けなくなります。
でも例えそうだとしても、それはそれ。無理はいけないけれど、冬に動けなくなるまでの間、もう少しだけ人より短い人生を突っ走りたいんです。