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先輩社員のミサキちゃん 〜しごとの思い出〜

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しごとの思い出

 

転職サイトで給料の高さに目が眩んで応募した職場に、なぜかあっけなく新人未経験で合格した新たな職場は、とにかく明るい女の子がいっぱい集まった春爛漫なオフィスでした。

 

どっちかというと暇でやることもあんまりないからか、初日にガッチガチに緊張して出勤した私に先輩たちはとても優しくしてくれました。

 

ごく自然にランチも一緒に連れて行ってくれて、私がワケありなのはミエミエなのにも関わらず、ゴリゴリの質問は一切ない。どちらかというとみんな自分の話に夢中になるタイプのようでした。

 

それでもやっぱり初めての職種だったからドキドキ不安で、どんな風に仕事をすればいいのか戸惑っていて。

 

入社の前に面接の人から

 

1ヶ月前に入ったばかりの、あなたと同じ未経験の新人さんがいるから話してみるといいよ

 

と言われたのが気になって、どの子がその新人さんなのかたくさんの女性社員の中から掻き分け掻き分け探したけれど、なかなか見つからない。

 

2、3日して朝早く出勤した時に、たまたま挨拶した人がその人だった時にはすごくホッとして。いろんなことを聞きまくりました。

 

私はとても運が良い人間です。

 

ミサキさんはとってもいい人で、それからとても仲良くなり、いつも一緒にランチをしたり、帰りに飲みに行ったり、人生の境遇もよく似ていて話も尽きず、まるで恋人同士のように、いつも連絡を取り合っていました。

 

1年くらいして私はまた転職することになり、謎にヒマで明るい女子社員の仲間からは外れましたが、それからもう何年になるだろう、ミサキさんとは今でも仲良しで、私の誕生日を覚えていてくれる可憐な女の子です。

 

転職経験は何度かあるけれど、いつもアタリとは限らないし、毎回不安でギャンブルみたいでなかなか自分一人で決められないところってあります。

 

しかも仕事で出会った人とプライベートでも仲良くなれる確率ってそんなに高いものじゃない。入社するタイミングや配属される部署によっても出会う人は変わってくるものだし、ほんと五里霧中ってヤツです。

 

けど翻って自分はどうだろう、ミサキちゃんみたいな優しい先輩になれていた時期は私にもあったんだろうか。

 

私がミサキちゃんに抱いていた印象のように、優しくて話しやすくて聞きやすい、暖かくて新人さんが安心できる先輩社員に、私はなれていたかと言えば自分ではよく分かりません。

 

でもそうなりたいと思って働いていたのは事実です。

 

仕事に限らず人って、自分がされて嬉しかったことは他の誰かにもしてあげたいと思うものなんじゃないかと思うんです。

 

そしてそれはどんな職場であっても出来ると信じているし、それが自然だとも感じます。

 

例えば学生時代の部活の先輩後輩みたいに、

 

自分が1年生の時に先輩にあんなヒドい事をされたから、自分の代になったら後輩に同じようにやり返したい

 

なんて思うよりも

 

入部した頃先輩にヒドいことされてものすごく嫌だったから、後輩にはあんなこと絶対にしないぞ

 

さらに

 

入部したばかりの頃、先輩にあんな風にしてもらって嬉しかったから、自分にも後輩が出来たら同じように接したい

 

と考える方がなんか自然な気がします。

 

だって軍隊じゃないんだし。

 

仮に軍隊だったとしても、仲間うちでは優しくしたもん勝ちなところってあると思うよ、だって自分が死にそうになった時助けてもらえる確率上がるもの。

 

けどまあそうは言ってもやっぱり私にとって、仕事探しは永遠に「ミサキちゃん探し」なのかも知れません。

 

 

 

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by 株式会社Jizai「転職nendo」